みなさんはご自身のルーツ(Roots)について考えたことはあるでしょうか。はじめまして光陽社営業兼調理担当のすし太郎です。「Roots」といっても缶コーヒーではありません。2000年から2015年まで日本たばこ産業(JT)とキーコーヒーの共同ブランドとして展開されていましたが、JTの飲料部門撤退により販売終了、その後2016年にRootsブランドを取得したサントリーから見事復活しましたが2020年にはその製造を終了しています。「Roots AROMA BLACK(ルーツアロマブラック)」といえばすっきりとした飲み口と豊かな香りが特徴ですが、これはまた別のお話になります・・・誰が興味あんねん!(笑)
さてルーツ(Roots)とは直訳的には「起源」や「祖先」という意味です。私がふと自身のルーツについて考えるきっかけとなったのは休暇で両親の故郷である鹿児島県のとある離島を訪れた際でした。奄美群島の南西に位置するサンゴ礁が隆起してできた島の周囲は約55㎞、年間平均気温22度の亜熱帯特有の温暖な気候です。縁とゆかりはある島ですが、生まれも育ちも関西圏の私にとっては異国情緒すらあふれる非日常な場所という印象でした。
鹿児島空港から飛行機を乗り継ぎ、上空の小窓から初めて捉えたその島はどこか懐かしく、「おかえり」と迎えられている感覚を覚えました。いわゆるデジャヴですね。デジャヴとは初めて経験することなのに親しみや懐かしさを感じることをいいます。前世での記憶や痕跡が懐かしさを感じさせているのかもしれません。この世で起こることはすべて同じ要素をもつもの同士が引き合うという「波長の法則」というしくみが関連しているようです。前世で関わりをもったことがある場所と今世でも関わりがつくられることはあり得ることのようです。少しスピリチュアルなお話になりましたが、島の上空で感じた魂の反応は「祖先」と引き合うものがあるからこそつくられる「ご縁」なのだと思います。
私ども光陽社もお客様とのご縁をいただいて今日があります。そのご縁に感謝し大切に守りながら引き続き光陽社をご愛顧いただき、ご用命いただきました際にはぜひとも光陽社のルーツについてもお話させていただけましたら幸いです。今後とも光陽社をどうぞよろしくお願い申し上げます。
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